新型コロナウイルスに関する、クイーンズランド州での自己隔離についての案内となります。
●15日23時59分より,全ての海外から豪州に到着した者に対し,14日間の自己隔離措置が求められています。
●QLD州においては,感染者との濃厚接触者を含む自己隔離措置者を,州警察が無作為確認(ランダムチェック)を行い,自己隔離違反者には,最大13,345豪ドルの罰金が科されることがありますので,ご注意下さい。1 QLD州における自己隔離措置
(※3月16日現在 QLD 州保健省 HP に記載の内容)
(1)対象者
○ 海外から豪州へ入国する全ての渡航者
(海外出国から14日間の自己隔離)
○ 新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者
(15分以上の対面接触又は2時間以上密閉された同じ空間にいた場合,最後の接触から14日間)
(2)自己隔離について
○自宅,ホテルの居室又は提供された施設に,隔離が求められている期間中,同所から離れずに滞在する。
○普段から同一家庭で生活している者のみが,自己隔離者と自宅に滞在可能。
○訪問者を自宅に入れてはならない。
○自己隔離中に発症した場合は,直ちに治療を受ける。
(3)同居家族等について
他の家族は,上記(1)のいずれかに該当しない限り,自己隔離は求められないが,自己隔離対象者が発症し,他の家族に新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合には,同家族は濃厚接触者に分類され,自己隔離を行う必要がある。
(4)自己隔離中の物資入手についてQLD 州政府は,豪州赤十字社と提携し,自己隔離対象者が支援を受けられるようにしている。このサービスには,対象者の健康状態確認のための定期的な電話連絡や,例えば,食料品の配達,教材の利用,薬の供給手配等,自己隔離対象者が必要とするであろう実際の支援が含まれる。
自己隔離対象者が,更なる助言や上記支援を申し込むためには,電話:13 43 25 84(13HEALTH)に連絡する必要がある。
(5)14日間の自己隔離終了後
自己隔離期間中に発症がなければ,通常生活を送ることが可能となり,仕事,学校,チャイルドケアや大学等に戻ることができる。
診断書が必要な場合は GP を受診する必要がある。
(6)自己隔離措置に従わない場合はどうなるか
QLD州保健省の通知に違反していると疑われる場合,まず,自らの義務や,現在の世界の状況下における自己隔離の重要性と深刻さについて理解を得るべく入念に説得を行う。
QLD州公衆衛生法に基づき,QLD州保健省は追加的に法令遵守状況を確認することができ,上記にも拘わらず違反が続く場合には強制隔離され,更に最大 13,345 ドルの罰金及び他の罰則の対象となることがある。2 豪州における感染者の状況
16日午後1時現在の連邦政府の発表によると,豪州における新型コロナウイルスの症例は,298名(うち27名が寛解し,5名が死亡)が確認され,QLD州の感染者は62名となっていますので,当地に滞在中又は滞在を予定されている方は,常に最新の情報を入手の上,感染予防に努めてください。3 社会的距離(social distancing)について
15日,連邦及び州首相から構成される国家非常時内閣は,感染拡大を防ぐため,16日以降,必要不可欠でない500人以上の集会の禁止及び握手を含めた身体的接触を避ける等,社会的距離(social distancing)を置くことを豪州国民に求めています。豪内務省新型コロナウイルスに関する入国規制措置
https://www.homeaffairs.gov.au/news-media/currentalerts/novel-coronavirus豪保健省の新型コロナウィルス特設ページ
https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novelcoronavirus-2019-ncov-health-alertQLD保健省の新型コロナウイルス特設ページ
https://www.qld.gov.au/health/conditions/healthalerts/coronavirus-covid-19QLD保健省HP(自己隔離について)
https://www.qld.gov.au/health/conditions/healthalerts/coronavirus-covid-19/take-action/self-quarantineQLD保健省HP(濃厚接触について)
https://www.qld.gov.au/health/conditions/healthalerts/coronavirus-covid-19/take-action/contact-tracing
引用元:
在ブリスベン日本国総領事館サイト
【新型コロナウイルス】QLD州における自己隔離措置について