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本日よりレジ袋の提供禁止!

2018年7月1日

クイーンズランド州でもレジ袋の提供禁止

昨年から注目されていた、クイーンズランド州の「Plastic bag ban(ビニール袋提供禁止制度)」がいよいよ本日2018年7月1日から始まりました。

この禁止制度は、クイーンズランド州におけるスーパーマーケット、八百屋、パン屋、薬局、衣料品店、ファストフード店を含む全ての小売店に適用されます。

これによって小売店では一切のレジ袋をお客様に提供することができなくなってしまいまいした。

ですので、「お買い物してレジ袋がもらえなかった」と怒らないでくださいね。

すべては環境保全のため

今回の提供禁止に該当するビニール袋は、厚さ35μ以下のもので、主に「高密度ポリエチレンのレジ袋」と「生物分解性および分解性のレジ袋」がそれに当てはまります。

クイーンズランド州では、毎年10億枚ものレジ袋が消費されているとされています。

そして多くのレジ袋が道端や海に投棄され、たくさんの野生動物や自然が汚染されているというのが主な原因です。

なんと、海鳥の90%とウミガメの30%が投棄されたビニール袋を食べて被害にあっているそうです!

美しい大自然と貴重な生態系によって育まれているオーストラリアだからこそ、果たすべき責任があるのですね。

尚、以下のビニール袋は今回の禁止に含まれていません。

・食品等の包装袋(よく野菜売り場でみかける半透明の小さいものですね)
・ゴミ袋
・犬の糞用袋
・オムツ用袋
・厚手のレジ袋(デパート等で提供されるようなチョット良いタイプの袋)

これからはマイエコバッグを持ってお買い物

いち早く今回のレジ袋提供禁止に対応したのは、国内最大手スーパーマーケットのウールワース(Woolworths)で、6月の中旬からレジ袋の提供禁止を開始していました。

代わりに繰り返し使えるエコバッグの取り扱い種類を増やし、消費者の多様なニーズに合わせてキャンペーンを促進するなど、さすが大手といった迅速な対応を見せています。

同時にライバルのコールス(coles)も自社の取り扱いエコバッグの拡充とキャンペーンの宣伝にちからを入れています。

各社かわいらしいデザインと機能性を両立させたエコバッグを出しているので、今度のお買い物の際にはひとつ購入して滞在期間中は繰り返し使うようにしましょう。

個人的にお勧めなのは、ウールワースの麻でできたエコバッグ!

丈夫なうえにデザインも可愛らしくて日本へのお土産に喜ばれます。

残念ながら今回はオフィシャルの写真がないのですが、レジのすぐ近くに置いてあるベージュ色に緑の文字が書かれているエコバッグなのでぜひ見つけてみてください。

環境に優しいエコバッグ

※ちなみに、2018年7月1日からビニール袋提供禁止制度を開始するのはクイーンズランド州と西オーストラリア州で、ビクトリア州も間もなくこれに続くとアナウンスされており、残すはシドニーを有するニューサウスウェールズ州のみとなりました



インフォ:

PLASTIC BAG BAN

開始:2018年7月1日(日)から
ウェブ:https://www.qld.gov.au/environment/pollution/management/waste/plastic-bags


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